南太平洋戦没者慰霊塔・慰霊碑の清掃と慰霊
 2015年7月12日(日)、日本人会主催、ピースリング・オブ・グアムと南太平洋戦没者慰霊協会の協力で行なわれた南太平洋戦没者慰霊塔・慰霊碑の清掃と慰霊に初めて参加させていただきました。

 『ピースリング・オブ・グアム(平和の輪(和))』は1998年、南太平洋戦争戦没者慰霊塔の清掃と供養をする事から始まり、年2回の定例清掃・慰霊行事を中心にグアムの地で命を落とされた方の遺骨収容と帰還事業にも協力しているNPOボランティア団体です。今年は戦後70年という節目の年でありますが、未だにグアム島で亡くなった日本兵のご遺骨収容・帰還は4パーセント程しか行われていないとの事です。

 当日は多くの皆様と共に清掃と慰霊碑に献花をお供えし、ここグアムでの激戦の様子を伺った後に、お亡くなりになられた戦没者の魂が日本へ帰れるよう参加者全員で『ふるさと』を合唱し供養しました。参加者の中には日本から来た遺族の方や太平洋戦争で親族を亡くしている方がおり、時折亡くなったご親族を想い出しては涙を流されておりました。

南太平洋戦没者慰霊塔・慰霊碑の清掃と慰霊
 私の祖父は看護兵として南洋パラオ・サイパン・中国は上海、チンタオと様々な土地での戦友との出会いや、別れを生前私に語ってくれました。ご縁あってこの地に移住し平和に暮らす私達にとって、御霊を供養し先祖や地元の方の理解に感謝しながら戦争の記憶を風化させず次の世代へ語り継いでいくことはとても大切なことです。

 今年の12月13日(日)には南太平洋戦争戦没者慰霊協会による戦後71年戦没者慰霊祭式典(宗教や人種にとらわれることなくどなたでも参加できます)が予定されており、次回の定例清掃と慰霊は前日の12月12日(土)に予定されておりますので、是非ご家族の皆様をお誘いのうえご参加下さい。

文化部 谷本 幸代