5月28日2019年(令和元年)グアムに大きな笑いが生まれました。

 日本にいても、鑑賞する機会の少ない落語の寄席。それを3人の若手女流芸人がグアムに笑いを届けたいと、海を飛び越え出前してくれました。その3人とは、春風亭小朝一門、寄席のプリンセスー春風亭ぴっかり☆、林家正蔵一門、明るい芸風で誰にでも愛される林家なな子、林家たい平一門、三味線漫談の第一人者、林家あずみ。日本でもこの3人がそろって演じる機会はまれ、それがグアムで実現。

 第一弾、日本人学校体育館にて、全日制の小学1年生から、中学3年生までの70人近い生徒を相手に、落語とは、落語のしぐさ、南京玉すだれ&かっぽれまで3人がタッグを組み、飽きさせずに落語の面白さを1時間にわたり、熱演してくれました。

 なな子さんは、なぞなぞを取り入れた、“からぬけ”というお話、あずみさんは、何の意味もない小唄に澄んだ声を三味にのせ、話を落としてくれました。プールでの佐々木おばあちゃんの “おっぱい”の話が頭を離れません。

 最後は、ぴっかりさん。家のつくり(普請)を、ほめる“うしほめ”というお話。

 与太郎が、挨拶で手の三角を鼻に当てるしぐさ、秋葉様の御札で“火の用心” “屁の用心”。そこにいないとわからない笑いのライブ。楽しかったです。 

 第二弾、夕方は、ホテルニッコーグアムにて、空席以外は、満席の18名のお客に三者三様の笑いを提供。

 なな子さんの“みそ豆”煮えた豆の臭いと旨さが客席にまで届いてきました。旨い物を一人で食べる時の浅知恵と行動は皆同じ。

 あずみさんの小粋な三味線漫談は、熊本の“お清しゃもじ”の小唄に、三味線が本調子、二上り、三下りを奏でたか、奏でなかったか?そして佐々木ばあちゃんのおっぱい再登場は、水泳教室の男性年輩会員が増えたとの落ち。

 最後は、プリンセスぴっかりがライオンに成り切り、虎と対決する“動物園”。どれも見なくちゃ、聞かなくちゃわからない。18人の満席がとても贅沢。

 人を笑わせ、別世界に引き込んでくれる3人の演芸は、すごい物でした。

 寄席後、ニッコーホテルの計らいで、マゼランで、ブッフェを頂き、食をネタに笑いの渦を台風並みに発生させるのでした。翌日は、日本人学校生徒全員の感想文が今回のグアム寄席を企画提案された熊田幸弘さんに手渡されました。

 本当にありがとうございました。

教育部 部長 権田 正