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 東京で勤務していた頃は、2人の娘の出産には辛うじて立ち会えたものの、普段の生活では朝出るときも、夜遅くに帰っても子供たちは就寝中。たまの休みは営業を言い訳にしたゴルフ、夏休みは学校や神社の改修工事、連休は病院の切替え工事となり、育児に参加するどころか子供の顔を見る事すらままならず、下の娘が懐くようになってきたのはごく最近の事であります。そんな木村家がグアムに来たのは2013年3月、日本での桜の開花を待たずして、妻と2人の娘と一緒にグアムに赴任しました。前述のような生活サイクルの中、グアム転勤について二つ返事で妻が賛同してくれたことを今でも感謝しております。上の娘は当時5歳、年少として通い慣れた幼稚園を離れ、訳も分からず見も知らぬ土地に連れてこられ、日本人学校に入学しました。1週間もたたずして、お腹が痛いと学校を早退。夕方のイパオビーチで2人座って、どうした?何があった?とも聞くわけにいかず、ただ黙って娘が喋りたい事だけに耳を傾ける事が出来た時間とグアムの海に助けられた思い出が有ります。それから1ヶ月もすると、朝バタバタと支度をして、スクールバスの停留所に送って行くや、振り返りもせず元気に「いってきまーす」とバスに乗り込む後姿が嬉しくもあり、寂しくもありました。そして今年4月、日本人学校の先生方にも支えられ、無事に小学校の入学式を迎える事ができ、ピカピカの1年生としての生活をスタートしております。1年生の9名、全員が健康ですくすくと育ち、グアムと日本の明るい未来で活躍し、素直で誇らしい人材となれることを祈っております。

日本人学校1年生 父兄:  木村 宏太郎