大きな台風がグアムを直撃しなくなって久しいですが、近頃トロピカル・ストームの相次ぐ接近で緊張感が高まってきました。

 このへんで、忘れかけていた台風への備えを復習してみましょう。

 一般に風速が39mph~73mphで「Tropical Storm」、74mphを超えると「 Typhoon」と呼び名が変わります。

 コンディション・オブ・レディネス(COR)は風の強さと到達時間によって設定されます。学校や政府機関の閉鎖については状況を見てグアム政府からラジオなどを通して発表されます。

 台風は地震とは違い、到達までに準備する時間がありますので、状況に応じた備えをするよう心がけましょう。

*COR3・・・48時間以内に強風(39mph以上)域が到達

・家族の避難計画の確認。
・必要なものをそろえる。
(懐中電灯、乾電池、飲料水、非常食、ポータブルコンロ、ミニボンベなど)
・乳幼児がいる場合にはオムツ、ミルク、ベビーフード、ウェットティッシュなど
 多めに準備する。
・救急箱と常備薬の確認。(絆創膏、傷薬、消毒用アルコールなど)
・車のガソリンを満タンにする。
・発電機を点検し、燃料を入れておく。
・洗濯する。(長期停電、断水に備えて)
・屋外にある飛んでいきそうなものを固定するか家の中に入れる。

*COR2・・・24時間以内に強風域が到達

・台風シャッターを閉める。シャッターが無い場合は、窓ガラスにガムテープを貼りカーテンを閉めておく。
・バスタブやバケツなどに水をためる。
・車を安全な場所に移動する。
・妊娠38週以降またはハイリスクの妊婦はGMHへ。
・家が安全でない場合は指定の台風シェルターに移動する。
・シャワーを浴びておく。
・雨が吹き込むのを防ぐため、ドアや窓の隙間に古タオルなどを詰めておく。

*COR1・・・12時間以内に強風域が到達

・テレビやラジオをつけ、情報を収集する。
・家の中(安全な場所)で静かに台風が過ぎるのを待つ。
・停電になったらエアコンやコンロなどのスイッチを切り、通電したときショートしないようにしておく。
・風雨による屋内の圧力を逃がす為に、風化にあたる窓を少し開けておく。

 もしも、風が強くて窓ガラスがしなっても手で押えようとしてはいけません。

 万が一、窓ガラスが割れたら窓の無い狭い部屋(トイレや浴室)に避難しましょう。
台風の目に入ると一時的に風が止みますが、すぐに逆の風が吹き始めるので油断して外に出ないようにしましょう。

 台風通過後はいろいろなものが落ちていたり、電線が切れている所などもあるので十分気をつけてください。

 台風の進路や状況などは下記のサイトをご覧ください。

 National Weather Service Forecast Office   www.prh.noaa.gov/guam/
 Joint Typhoon Warning Center         www.usno.navy.mil/JTWC/
 Guam Homeland Security Office/Office of Civil defense www.guamhs.org/main

編集委員 M.T