デング熱の拡散を防ぐ!(9月14、18、19日PDN情報抜粋)

 75年ぶりにグアム島内でのデング熱感染者が確認されたと9月14日付けPDN(パシフィックデイリーニューズ)で報道されました。今までGUAM PUBLIC HEALTH(衛生局)に報告されたデング熱感染者はいずれも発症した地域からの旅行者もしくは帰島者でしたが、9月11日に報告された感染者は、旅行記録の無い学生ということで、衛生局は、デング熱に関する情報をメディアに公開し、拡散を防ぐよう呼びかけてます。早速、第一感染者が通っている中学校と隣接の小学校は週末から月曜日(9月14日~16日)に掛けて殺虫剤の散布を行ったとの事ですが、9月18日、19日付けPDNでは、更なる感染者の報告も入り、事態の深刻化を強調しています。。グアムには、デング熱の感染を媒体する主なタイプの蚊は発見されてませんが、他の媒介蚊、“アジア虎蚊”は存在します。

◆感染経路:ウイルスを持っている蚊に刺される事により感染します。感染した人を蚊が刺し、他の人を刺すと拡散します。人から人へは感染しません。

◆症状:高熱が続き、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、眼裏の痛み、嘔吐、湿疹等

◆予防策:
①環境保護局が認定する防虫剤 (DEET,Picaridin(KBR3023), IR3535, OLE,PMD, 2-undercanone等)を使用する。
②肌の露出を避け、長袖の上着、長ズボンを着用する。
③スクリーンドアで蚊の侵入を防ぎ、出来るだけ室内ではエアコンを点ける。
④雨水が溜まりやすい容器(フラワーポット、ゴミ箱、バケツ等)排除する。
⑤水盤、子供用プールの水を週一ペースで流す。
⑥雨樋の掃除をする。
⑦外で飼っているペットの飲み水の入れ替えを定期的に行う。
⑧雨水用樽を防虫用網でカバーする。
⑨プールは適量の塩素で消毒し、フィルターを付ける。
⑩観賞用池でボウフラを食する魚を飼う。
⑪水溜りが出来ないように水捌けを良くする。

 US FOOD & DRUG ADMINISTRATION(米国食品医薬品局)に認定されたデング熱に対するワクチンは存在するようですが、様々な理由により、予防接種としての利用については特定地域のみとされているようです。以前デング熱に感染し、血清抗体陽性と診断された人には効果的でもそうでない人には重症化するリスクが高いこと、他デング熱の種類が4タイプあり複雑なこと等もその理由にあげられるのではないでしょうか。。

 一年中蚊が飛び回っているグアム、とにかく刺されないよう予防対策を心がけましょう!

編集委員I.S.