奥様は素敵なポーランド女性!! Joanna Hurko Watanabeさん   Vol.122

Joanna Hurko Watanabeさん

この春、ホテルニッコーグアムへ着任され日本人会の理事としても大活躍の渡辺さん、奥様はポーランド人とのことで、お二人の馴れ初めやポーランドのことそれにクリスマスのことについてお話をお二人に伺ってきました。

お休みのところお時間をいただきありがとうございます。渡辺さん(以下、ご主人)8月号のラッテでもご紹介されていますので、まずは奥様、自己紹介をお願いします。
Joanna Hurko Watanabeと言います。Joannaという名前の愛称はAsiaなので、アーシャと呼んでください。ポーランドの首都ワルシャワと古都クラクフの中間辺りにあるLodz(ウーチ)県のKodrab(コッドロム)と言う小さな街で生まれ育ちました。
ポーランドは北海道のような、と言われる人がいますが、実際はどうですか?
そうですね、気候も景色も少し似ていますね。5月から8月くらいまでがベストシーズンで私もその頃に帰省しています。初めて日本で電車に乗った時に、窓からの景色が起伏に富んでいたので、「すごい!」と連発していたら、主人から「え?普通の街並みだよ?」と言われました。逆に主人がポーランドに行き、「わぁ真っ平!」とずっと言うので、「普通の景色に何喜んでいるの?」と言ってしまいました(笑い)。
島国と大陸のちがいですね(笑)。ではそんなお二人の出会いと馴れ初めは?
(ご主人)私はロンドンの大学に留学していて、卒業の年に私の誕生会をドミトリーで行いまして、その時に出会いました。
(奥様)私はその年にポーランドの大学を卒業して、ロンドンに語学留学していました。そして知人から和食パーティーがあるから行かない?と誘われて行ったのが主人の誕生会でした。最後まで主人の誕生会とは知らず、その時は挨拶しか主人としませんでした。私は子供の頃から日本の文化に興味があったので、日本食目当てでした(笑)。
面白い出会いですね、でも運命を感じてしまいますが。
(ご主人)私の一目惚れでして、翌日に電話でデートを申し込みました(笑)。初デートは近所の博物館で二度目のデートは大英博物館でした。英国の博物館は入館料が無料なのです。二人ともお金がなかったので、、、。
さすが英国!でも渡辺さんは翌年卒業してご帰国されたのですよね?
(ご主人)はい。アーシャはその後5年ほどロンドンに居て2005年にポーランドへ戻りましたが、その間はお互いに1年に1回、つまり年に2回は日本やポーランドなどで会っていました。
かなりの遠距離恋愛ですね。ではプロポーズは?
(ご主人)プロポーズは、アーシャと出会ってすぐにしていたのですが(苦笑)、まずは2010年に籍だけで入れて、大震災などもあり2012年に式を挙げました。
ではお付き合いを始めてから10年!?
(奥様)私の両親からも、早く結婚しなさい!と言われていましたが、日本に住むことに少し不安を感じていました。日本を旅するのは好きでしたが、古郷から遠く離れて住むことに躊躇してしまいました。結婚式は日本とポーランドで行いました。ポーランドでは2日間、家族や街中の人が集まって盛大に行われました。
そして東京で5年間、その後2年間パラオで赴任されてグアムですよね。グアムの印象は?
(奥様)グアムは以前から知っていましたが、南国と言うイメージしかありませんでした。そしてパラオでその南国を体験しましたので、グアムの最初の印象は、パラオよりも大都会(笑)。今は主人がようやく運転免許を取得したので、クルマで島中を巡って、そして自分の好きなガーデニングや手芸をグアムでやってみたいですね。
もうすぐクリスマスですが、ポーランドのクリスマスはどのようなことをされるのですが?
(奥様)まず12月に入ると、ジンジャーブレッド、ポピーシードケーキ(マコヴィエッツ)やクッキーなどを焼き始め、クリスマスの準備を始めます。24日はとても大切な日で家族が集まり、夕方に一番星が見えたらディナーが始まります。ディナーは肉料理を出してはだめで、マッシュルームスープ、ペローギ(ピロシキ)、鯉料理、ニシンやサーモンなど、そしてカッテージチーズケーキ、フルーツの甘いコンポートなどがデザート。言い忘れましたが、突然のお客様用に席は一つ多めに用意しておきます。これは「施し」の意味合いがあります。そしてもちろんクリスマスプレゼントの交換があり、25日には礼拝に参加します。クリスマスシーズンは1月7日ころまでです。
ところでアーシャさんのクリスマスの思い出は?
(奥様)主人の仕事柄、結婚してからはクリスマスの思い出はいつも一人ですが(苦笑)、子供の頃、クリスマスプレゼントを持って叔父たちがサンタやエンジェルそれに悪魔等に変装して、良い子はいるかな?とやって来るのですが、それがとても恐ろしく、変装を解いてからも怖くてプレゼントをもらえず、、、、今でも家族たちかにからかわれています。
思わず日本のなまはげを思い出してしまいました(笑)。

お二人のお話がとても楽しいので、まだまだたくさんお話をお伺いしたいのですが、最後の質問、ポーランド語でこんにちは、さようなら、ありがとう を教えてください。

(奥様)こんにちは Dzien dobry ジェンドブリィ

さようなら Do widzenia ド ヴィゼーニャ

ありがとう Dziekuje ジェンクイエン

因みにWesolych Swiat ヴィソウィッフ シフィヨントは、メリークリスマスです。

では、ド ヴィゼーニャ ヴィソウィッフ シフィヨント!

お喋り好きな奥様と優しいご主人、とてもラブラブなご夫妻でした。今回は訳があり2回に分けて、合計3時間以上のインタービューとなりました。ですから今回ご紹介できない興味深いお話も沢山ありました。機会があれば、またご紹介できればと考えております。最後にアーシャさんは、ポーランド話者をグアムで探しているとのこと。どなたかご存知でしたら事務局までお知らせください。

インタビュアー:編集委員 福本 幹也