第28代 日本人会会長 佐藤 光男

 日本人会長 佐藤 光男さん
会長より新年のご挨拶

 新年、明けましておめでとうございます。

 皆様にはご家族と共に健やかなお正月をお迎えのことと存じます。

 さて、昨年を振り返りますと、世界的なパンデミックに襲われて日々の生活やお仕事、そして教育現場などへ多大な影響を及ぼして従来の生活様式の一変を求められました。
グアム島での影響も甚大で、主力産業である観光業では日本や韓国からの観光客は3月以来ほぼゼロの状態が継続中で、誰もが想像しなかった事態となりました。

 日本人会の活動へも大きな影響を受けており、3月に予定していたアートアンドクラフトフェアーを急遽中止せざるを得ず。その後新年度に入りしたものの、ロックダウンの影響で総会の開催が8月4日となり、例年の慰霊行事や秋の日本人祭りも残念ながら中止となりました。

 この様な未曽有の苦難の中にありますが、今年度の日本人会の活動の中心はより一層グアム日本人学校の運営に傾注しております。オンライン授業はもとより、これを更に発展させてICT(Information & Communication Technology)環境の整備を急速に進めております。

 ICTは単なる遠隔授業とは全く異なり、生徒一人一人にタブレット端末を配り双方向での教育コンテンツを活用した未来型授業です。グアム日本人学校は政府からの補助金認可を頂き、3学期からのITC授業開始準備まで漕ぎ着けております。ICT教育は日本政府が推進方針を掲げているものの、実際に開始されている国内の学校は少数に限られており、まさにグアム日本人学校には最先端の教育環境が整いつつあります。ICTの活用で、我々の想像のはるかに越えた子供たちの成長は間違いなく、将来の日本を支える多くの優秀な人材を輩出できます事を現実の夢として期待して参りたいと思います。

 そして、ここに至るにはコロナ渦でありながらも日本人会理事らに加え、学校の教職員の方々やボランティアの父兄の方々の熱い熱意の賜物でしょう。グアム日本人会としては、苦難の中でも何とか前に進めようとする熱意やご協力を結集していく中心の役割を果たすべく、今年も努力をして参りたく存じておりますので、引き続き皆様からご理解とご協力をお願い申し上げます。

 最後になりますが、皆様には一日でも早く日常を取り戻して頂けますことを心より望みつつ、本年のご多幸を祈念致します。