在ハガッニャ日本国総領事館
総領事  小林 敏明

在ハガッニャ日本国総領事  小林 敏明さん総領事 新年のご挨拶

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年も、世界は新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。皆様におかれましても困難な日々を過ごされたことと拝察し、心よりお見舞い申し上げる次第です。

こうしたコロナ禍における各種規制の下で、最終的にグアム日本人会の多くの恒例行事は断念のやむなきに至りました。しかし、その決断に至る前に、佐藤会長をはじめとする役員等関係者の方々が何とか開催できないかと可能性を探究されたことが深く印象に残っています。また、グアム日本人学校に通う子供たちのため、学校の先生方や職員の方々、日本人会学校運営理事会の方々も大変な努力をされました。関係各位に心から敬意を表する次第です。

コロナ禍にあって普段より強く感じてきたのは、邦人の方々との関係です。総領事館は本年も所定の休館日以外は毎日窓口を開け、当館職員一同、皆様のお役に立てるよう全力で取り組んで参ります。また、在留邦人や日系企業の皆様に対し、引き続ききめ細やかな情報提供とサービスを心がける所存です。当館に対し御要望等がありましたら、遠慮なく御連絡ください。

日本とグアムの関係におきましては、何と言っても観光分野が最大の関心事です。来たるべき観光再開に向け、双方の関係者の方々と連絡を密にし、可能な限り連携・協力していく考えです。と同時に、日本・グアム親善を目的の一つに掲げる日本人会とも必要に応じ協力しつつ、文化・広報事業を通して日本の魅力をグアムの人々に継続的に紹介していきたいと思います。日本とグアムの間で将来架け橋となるグアムの若者の育成にも意を用います。

グアムには、日米間の合意により、在沖縄米海兵隊が2020年代前半に移転を開始することになっており、現在、当地では移転してくる海兵隊のための新しい基地等の建設事業が進められています。この事業には日本政府も一部資金提供をしており、また、複数の日系企業も参入されています。近年、日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさと不確実性を増している中、当館としても当地米軍関係者との関係強化にも努める所存です。

末筆ながら、本年におけるパンデミックの終焉を願いつつ、皆様のますますの御健勝と御発展、御多幸を心からお祈り申し上げます。