誰もが「こんな時代が来るなんて」と思いながら、8月中旬からのPCOR1への逆戻りと9月になっても先の見えない延長に落胆し不安を抱える中、希望の光、グアム日本人学校のニューノーマルへの挑戦は、6月初頭より既に始まっております。父兄でもある青年部の木村部長と佐藤教頭が、有志の先生方を募り、中学部保護者から小林里美さんPTAから菅谷裕之さんに参画いただきOnline Class Working Group(OCW)を立上げ、僅か3か月間でニューノーマルオンライン授業開始の前提となるインフラ整備を、まさに整えつつあります。

 なかでも最重要となるWi-Fi通信環境設定については、6月8日の学校再開時にご尽力いただいたグアム州知事の医療チームアドバイザーDr.バーグさんが、体育館を含めた全ての教室の校内LAN配線をボランティアで設営してくださいました。さらに新時代の黒板の代わりとなるインタラクティブプロジェクター、教材を写すカメラ等の各教室への設置、高いスペックを備えた端末の台数確保、次世代通信規格5Gの導入を視野に入れ、ドコモパシフィックさんにご提案いただき専用インターネット光回線の配備にも漕ぎ着けるなど、ニューノーマルをささえる土台となる各種ハードウエアについて、OCWはスクラッチから導入企画を策定し、その完備を現実のものとしました。

 なおこの設置費用には大きな予算が必要でしたが、グアム日本国総領事館による絶大なサポートがあり、政府支援を確保していただきました。

 そして今、グアム日本人学校はニューノーマルへの挑戦の軸足を、新たな教育課程構築に移しています。それはICT(Information and Communication Technology)のコンテンツと対面授業を融合させた未来の授業の具現化です。文字中心の教科書から、画像・映像・動画によるリアルタイムで一目瞭然の教材。世界の人々と双方向で繋がるコミュニケーション。こうした夢のある未来の授業を目指し、工藤校長・井澤校長・ダカナイ事務長が中心となり教職員の方々と一体となって、保護者の皆様のご協力を得ながらニューノーマルの教育課程を作り上げる活動に邁進しています。グアム日本人会は、グアムの子供たちが~夢があり 羽ばたく子~としてニューノーマルの時代を切り拓いていって欲しいと願い、こうした活動全てに、会員の皆様のご協力のもとこれからも全力で刺さり込んで参ります。

教育部 部長 平野 裕一郎