日本ではお葬式というと「仏式」がポピュラーですが、ここグアムでは「カソリック」がポピュラーなのでずいぶん勝手が違うと戸惑われることも多いかと思います。

 仏教と同じようにキリスト教にもいろいろな宗派があるので、すべての場合に当てはまるというわけではありませんが、ざっと解説します。

 新聞の紙面等で知った方のお葬式の記事を目にしたら、まず、記事の最後の方をよく読みましょう。「Last Respects」というところに、時間と場所が書かれていると思います。たいてい時間には幅がありますのでその時間内であればいつ伺ってもよいということです。

 ただ、時間の一番最後の方は出棺前のミサが始まるので気をつけてください。

 教会や斎場の中に入ってゲストブックに名前と住所を記入し、真ん中の通路を進んでご遺体に黙祷をささげ、最前列におられるご親族にご挨拶をして後ろの席の戻ります。何とご挨拶してよいかわからなかったら、”I’m sorry.”と仰ればよいそうです。日本で言うお香典のようなもの(チャモロの習慣で「チンチュリ」と言います)は、Sympathyカードと一緒またはお金だけ封筒に入れ名前を書いて、用意されている箱(投票箱のようなもの)に入れましょう。箱が見当たらない場合はご親族の方にお渡ししましょう。金額に決まりはないのですが、一般に日本の相場よりずいぶん少なめで良いとのことです。ベテランの方に相談されると良いですね。

 時間がなければご挨拶してすぐ帰ってもよいのですが、ほとんどの場合軽食が用意されていますのでいただきながら、集まられている方や親族の方とお話されるとよいでしょう。

 服装は、親族以外は日本のように真っ黒である必要はありませんが、華美なものは避け慎みのあるものにしましょう。

 もし、どうしても葬儀に伺えない場合は、ロザリーといって亡くなられてから約9日間、遠方の家族の到着を待つためや、残された家族の心を癒すため親しい方と親族が集まって毎晩お祈りがささげられますのでそこに届けられてもよいそうです。昔は自宅で行われていましたが、今は教会でやることが多いそうです。葬儀に行かれるお友達に託してもよいですね。

 もし、わからないことがあったら、まずあなたの周りにいらっしゃるご年配の方に相談してみましょう。

T編集委員