文化の秋。芸術の秋。映画鑑賞はいかがでしょうか。

今回は会員様から投稿いただいた懐かしいアメリカ映画2作をご紹介いたします。

『恋人たちの予感』

1989年 アメリカ映画
When Harry met Sally
監督: ロブ・ライナー
主演: ビリー・クリスタル、メグ・ライアン
音楽: ハリー・コニック Jr.

ひょんな事からシカゴからニューヨークまで、18時間のロードトリップをする事になったハリーとサリー。お互いの第一印象は最悪。「傍若無人な嫌な奴」「屁理屈ばかりで生意気な女」というイメージを持ちながら別れ、その数年後に再会。数年毎に出会う二人は、やがて次第に打ち解けてお互いの状況、心境を知り合う様になっていきます。テーマは「男女の友情は成り立つだろうか」ですが、映画が進むにつれ、人と人とが出会ってやがて恋に落ち、どのように相手を理解してゆくのかという行程が、とても丁寧に優しい目線で描かれています。
出会ってから11年。近づきつつ離れる男女の揺れる気持ち、戸惑いを、ビリー・クリスタルとメグ・ライアンが好演。特に年齢とともに現実的にしっかり者になっていく女性、サリーとは反対に、優しくロマンチックになっていくハリーが、実に微笑ましく魅力的です。
メグ・ライアンが若く、最も美しく輝いていた頃の出演作。ヘアスタイルやファッションも目を楽しませてくれます。舞台になっているニューヨークの風景や町並みも素晴らしく、どのシーンを切り取っても絵になります。特に二人が、秋のセントラルパークを散策する紅葉のシーンは、四季のないグアムからすると大変羨ましくもあり、秋の風情を満喫できます。所々に入る熟年カップルのエピソードも、粋なはからいで可愛らしく、ハリー・コニック Jr.のBGMと共に映画を盛り上げています。忘れかけていた大切なものを思い出させてくれる様な、心あたたまる大人のラブストーリー。秋の夜長に是非どうぞ。

<投稿者:マンマ・ミ~ヤ>

『パルプフィクション』

1994年 アメリカ映画
Pulp Fiction
監督: クエンティン・タランティーノ
主演: ジョン・トラボルタ、サミュエル・L・ジャクソン

パルプフィクションという映画をご紹介したいと思います。クエンティン・タランティーノ監督による1994年の作品です。物語は大まかにギャングの一味を演じるジョン・トラボルタとサミュエル・ジャクソン側のストーリーと落ち目のボクサーを演じるブルース・ウィリス側のストーリーが絡み合って進行していくというものです。本筋とは離れるエピソードとなりますが特に印象深かったシーンが有ります。ジョン・トラボルタ扮するヴィンセントがギャングのボスであるマーセルスから愛妻のミアの面倒を見るように頼まれ、とあるレストランに向かいます。そこでミアがミルクシェイクを頼むのですが(確か$5.00)、ヴィンセントは「酒も入ってないのに高けぇな」とか言いつつ味見をさせてもらいます。そして「ナンダコレハメチャメチャウマイゾ」と驚き顔に。トラボルタの演技も絶妙で「あーこれ飲んでみたいぞ」と思ったものです。その後そのレストランでツイストのダンスコンテストが開かれ、ヴィンセントはミアに促され(強制され)2人でコンテストに参加します。その時の怪しい雰囲気、ヒリヒリ感、またダンスの格好良さが非常に印象的でした。流れる曲もチャック・ベリーでこちらも良い感じでしたね。ちなみにこのダンスシーンはオマージュ的に日本のCMでも使われておりました。映画のごくごく一部分を切り取っただけの話になってしまいましたが、面白い映画だと思いますのでもし機会があれば是非。

<投稿者:Jungle Boogie>